お知らせ

筋肉の性質💪

皆さん、こんにちは!

横浜関内・馬車道の総合健康美容施設 最終形美です。
当店では、パーソナルトレーニングをメインに美容鍼灸や鍼灸治療、
パーソナルストレッチや高純度水素吸入もうけられる施術サロン併設の店舗になっております★

 

 今回は「遅筋と速筋について」(^_-)-☆

私たちの体を動かしている骨格筋の特徴について詳しくみていきます。骨格筋を構成している筋繊維は2種類あり、それぞれ遅筋、速筋といいます。

遅筋の特徴

遅筋には、酸素をたくわえるミオグロビンというたんぱく質が多く含まれるため赤い色をしており、赤筋とも呼ばれます。酸素をたくさん蓄えているためエネルギーを多く作り出すことができます。

 収縮スピードが遅く、瞬時に大きな力を発揮することはできませんが、繰り返し収縮しても疲れにくく、長い時間にわたって同じ程度の力を発揮し続けることができます。年をとっても衰えにくい筋肉で、遅筋を多く持つ魚は広い海を回遊するマグロやカツオに代表され、長距離選手タイプといえます!

速筋の特徴

一方、速筋は白っぽい色をしているので白筋とも呼ばれます。収縮スピードが速く、瞬時に大きな力を発揮することができますが、収縮を保ちにくく疲れやすいという特徴があります。20歳前後から速筋の萎縮が起こるといわれており、衰えるのがはやい筋肉です。速筋を多く持つ魚は近海の海底で普段はじっと身をひそめ、獲物を追いかけるときや、敵が来たときには素早く動くヒラメに代表され、短距離選手タイプといえます!

図2:遅筋と速筋の違いを示すイラスト

身体の動きには一回の収縮で最大の力を発揮することのできる筋力と運動を持続するために繰り返し筋肉が収縮することのできる筋持久力とが必要です。

 筋力は一回に出すことのできる力が大きいけれども疲労しやすい速筋に関係しており、筋持久力は一回に出せる力は小さいけれども、長く収縮し続けることのできる遅筋に関係しています。

 筋力、すなわち速筋を鍛えるためには、レジスタンス運動(負荷をかけて繰り返し行う運動)が適しています。レジスタンス運動を行うと筋繊維が傷つき修復されます。修復過程で元の筋肉より太くなるので繰り返し行うことによって徐々に筋肉が大きくなり、力を発揮できるようになります!

 筋持久力、すなわち遅筋を鍛えるためには有酸素運動が適しています。酸素を取り込んで筋肉を働かす有酸素運動によって、遅筋の周囲の毛細血管の酸素を供給できる力を高めることで、持久力を高めることができます!

有酸素運動と筋トレを並行することが大事

この毛細血管を増やすためには、どうすればいいのでしょうか。まず週に3日程度のトレーニングを、2週間ほど続けることが重要です。そうして毛細血管が増えてくれば、例えば当初は1km走るのもやっとだった人でも、徐々に楽に走れるようになってくるはずです。3日坊主で投げ出したいところをぐっとこらえて、初めの2週間を乗り切って毛細血管を増やしましょう!

ただし、有酸素運動で遅筋が使われている間は、速筋はほとんど使われていません。筋肉量は20代をピークに、30代以降は年間1%ずつ、右肩下がりに減り続けていきますが、この減っていく筋肉量の大部分は、速筋です。つまり、有酸素運動をしていても、加齢による筋肉量の減少を防ぐことはできないのです。健康維持のためには、遅筋を使う有酸素運動と、速筋を鍛える筋トレの両方を、並行して行っていくことが重要です(^^)/

図1

図1.短距離選手とマラソン選手の筋繊維写真

 

目標目指して効率の良いトレーニングをしましょう(*’▽’)

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